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ゲーム感想:2 MAD RAT DEAD

こんにちは、くろのです。

今日は昨年遊んでとても面白かったゲーム、MAD RAT DEADについてネタバレのない範囲で語らせていただきます!

体験版をプレイした時点で「これは面白いかも……!」と思い、プレイ後すぐにサントラ付き体験版を予約しました。あの時の自分をちょっとほめたいです!(笑)ほんとに面白くて、とても大好きなゲームになりました。

音楽もものすごくよかったので、近いうちにサントラのレビューもあげたいです。

 

それでは、どうぞ〜!

 

 

 

MAD RAT DEADとは

 

 

MAD RAT DEADは、日本一ソフトウェアさんから2020年9月29日にPS4Nintendo Switch用のゲームとして発売されました。私がプレイしたのはPS4版となります。

 

 

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こちらがパッケージです。ポップでありながら、ダークな感じでもありますね。

 

 

キャッチコピーは、

「ニンゲンどもよ、聞いてくれ。狂ったネズミの耳鳴りを。」

です! かっこいいですね…!



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こちらはパッケージ裏です。キャッチコピーもばっちり載っていますね!

 

 

ストーリーは、実験動物である一匹のラット──後にマッドラットと呼ばれるようになるネズミが命を落としてしまったところから始まります。

 

真っ暗な世界で倒れ伏すマッドラットにかけられた、とある声。

 

「ハロー!」

 

声を聞いたマッドラットが目を開けると、そこには羽の生えたかわいらしい女の子が、にっこり笑顔で宙に浮かんでいました。

 

彼女はネズミの神さま。命を落としてしまったマッドラットを哀れに思い、一日だけ時間を巻き戻し、最期の一日をやり直させてくれるというのです。

 

最期の一日、あなたはどんな夢を叶えるの?

 

ネズミの神さまが尋ねると、マッドラットはしばしの間考え込んで──そして、出した答えは。

 

「俺は、俺を殺したニンゲンに、復讐をする!」

 

ニンゲンへの復讐を誓うマッドラット、驚くネズミの神さま。マッドラットは神さまからもらった耳鳴りの力を使って力強く駆け出します。そんなマッドラットの背中へかけられる神さまの声。

 

「でもね、覚えておいて。どんな過ごし方をしても、最期の一日であることは変わらないのよ。

夜が来れば、あなたは死ぬ。

あなたの一日が、有意義なものであることを願っているわ……」

 

と。

 

マッドラットの行く先にはなにが待ち受けているのか。

彼がこれから出会うものとは。

そして、彼の願いの行く末は──

 

 

 

ストーリーもこの先どうなるんだろう、とどきどきしてプレイしていました。ネタバレになるのであまり言えませんが、ところどころで涙腺をやられまくりでした(笑)

 

 

リズムゲームとアクションが合わさったノリノリなリズムアクション

 

 

ゲーム内容は、

「(基本的には)画面の左から右へ、曲のリズムに合わせてボタンを押して進んでいくアクションゲーム」

といった感じでしょうか。

 

ダッシュ、ジャンプ、空中ダッシュ。そして敵への攻撃なども、全てリズムに合わせてボタンを押して行います。

 

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写真の上真ん中部分、ハートの両隣にある線に左右から流れてくる線が重なった時にボタンを押します。

 

タイミングばっちりでボタンを押すと「パン!」という気持ちいい音とともに舞う紙吹雪!(笑)

リズムが合うととにかく爽快で、格好良く進めるのですごく気持ちいいです。

 

逆を言えば、ボタンを押すのが早かったり遅かったりすると、マッドラットはきちんと動いてくれません。

テンポの速い曲は一度ずれるととことんずれちゃうので(あくまでくろのの場合は、ですが(笑))、早く合わせねば!と焦ってしまいます。

そうなるとますますプレイが乱れていくという…(笑)

 

マッドラットは敵や障害物に接触すると一度でやられてしまいます。

そこで神さまから授かったもうひとつの力、

「時間を巻き戻す力」

を使って、やられる少し前からやり直すことができます。

 

個人的にはこのシステムは好きでもありますが、少し困ったところもあったりしました。

 

少し前からやり直せるのはすごくありがたかったです。

「ここは敵が上に来ると思ったら下に来たから、次は避けられる!」

と、一度目の反省をすぐに活かせられるのがとても助かりました(同じところで何度もやられるのは日常茶飯事なので…!)

 

困ったところは、巻き戻しても敵の動きがある程度確定してしまっていると、先程と同じようにやられてしまうところかな、と。

 

いや、これはもう私が単純に下手なだけなのですが(笑) 落ちる床の上で道を防がれる → 敵に接触してやられる → じゃあ少し前に巻き戻して防がれる前に通り切るぞ! → 同じように道を防がれる → 落ちる床の上なので止まっているわけにもいかず、同じようにやられる… といった感じで、一度はまってしまうとなかなか抜け出せないポイントがありました。

 

とはいえ、このゲームも何度もやられて少しずつ前に進んでいく、上手くなっていく楽しさを感じられるゲームなので、ふと思い立っていくつか前のステージに挑戦するとかなり上手くなっていたりして嬉しくなったりします(*ˊ꒳ˋ* )⋆*

 

しかし、時間は無限ではありません。

画面の左上に数字の書かれたメーターがありまして、それが1リズムごとに1ずつ減っていきます。

ステージ上にある三角形のチーズのようなものを取ると1ずつ回復しますが、時間を巻き戻してもメーターは減ったままで巻き戻りません。

なので何度も巻き戻しを繰り返していくと、メーターの数字はどんどん減っていき──0になると、ゲームオーバーです。その前に、ステージごとのゴールに辿り着けばステージクリアとなります。

 

 

ストーリーを、そしてこのゲームの楽しさを彩る素晴らしい音楽

 

 

冒頭でもお伝えしたように、このゲームの音楽はどれも本当に素敵です。

タイトル画面でも流れる、このゲームのメインテーマである「MAD RAT HEART」(追記:曲名が間違っておりました、すみません…! 4/10)に始まり、かわいらしい旋律の「MAD RAT,ALIVE?」、それまでとがらりと雰囲気の変わる「Chaource」。緊迫感とどこか不思議におかしな感じの混ざりあった「Ghost of Culvert」、そしてスピード感がありピアノと笛の旋律がとても美しい「Breath of Forest」

 

総勢7名ものコンポーザーによって紡がれる音楽は世界観に非常にマッチしており、このゲームを鮮やかに彩っています。

 

上で挙げた5つの曲は全て公式サイトで聞けますので、気になられた方はぜひぜひ…!

 

また、当初このゲームのサントラは私も買ったサントラ付き限定版(3枚組)にしかついてこなかった(と思います…!)のですが、音楽がとても好評だったためか、サントラの通常販売が開始しているそうです!

日本一ソフトウェアさんのサイトで購入できるようです。人気商品のため〜の文字がなんだかとても嬉しいです…! とても好きなゲームなので(*ˊ꒳ˋ* )⋆*

 

音楽については、また別記事で語らせていただきたいです。上の5曲以外にも、素敵な曲がもりだくさんなので…!

 

……ただ、リズムがよく変わる曲には苦労もさせられちゃいました(苦笑)リズムを合わせるのに必死でよくやられたものです。

 

 

おわりに

 

スピード感のあるアクションと、音楽のリズムを合わせるリズムゲームが合わさったリズムアクション。

もともと私が音ゲーが好きなこともあり、とても楽しめました!

 

マッドラット、ネズミの神さま、そしてマッドラットの「相棒」。

彼らの織りなす物語も、この先どうなるのかな?と思わせてくれるもので、大好きなゲームのひとつになりました。

 

ちなみに私はNORMALはなんとか全ステージS+とれましたやったー! ラスボスはほんとに何度も何度も挑戦しました…! 嬉しいなあ。

 

…え? HARD? …え?(え?じゃないよ…!)

 

……難しすぎて心が折れそうです(泣)ちょっとずつ進めていきます!

 

ちなみにこのゲーム、体験版が配信されていますのでもしちょっとでも「どんなゲームかな?」と気になったらぜひぜひ遊んでみてください〜!

 

ではでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!