ゲーム感想:1 超執刀カドゥケウス
こんにちは、くろのです。
今回はゼノギアスのサントラ感想後半…を書くつもりだったのですが、そちらはせっかくなので前から考えていた短い漫画と一緒に更新しようと思いまして…!
ただ少し体調の方が悪く、漫画がいつになるかなぁという感じでして。
なので今日は私がプレイしたゲームで面白かったものについて感想を語らせていただこうと思います。
ゲーム感想ひとつめのタイトルは
です!
(以下カドケと略させていただきます)
自分でもなぜこのゲームにしようと思ったのか謎なところでして、急に
「あ、カドケしたい。久しぶりに」
と、ふっと突然降りてきまして…(?)せっかくなので久々に最初からプレイしつつ、カドケについて語ろうと思います!
今回語らせていただくのは初代カドゥケウスになります。他にもシリーズはいくつか出ているのですが、私はこの初代が一番好きです。
超執刀カドゥケウスとは
超執刀カドゥケウスは、2005年にATLUSさんから発売されたニンテンドーDS用のソフトです。
ジャンルはSF外科手術アクション。
プレイヤーは主人公である月森孝介さんとなり、患者さんの手術を行っていきます。
様々な経験を経て、医師として、人として成長していく月森先生。ある日、とある方の執刀を担当したのですが、その時月森先生はこれまでに見たことも聞いたこともないような奇病に直面します。
その病の名は、「ギルス」。
突然のことに混乱するも周囲の方の助けもあって、ギルスに立ち向かい、無事に患者さんの命を救う月森先生。
次第に彼は、彼を助けてくれる看護師の利根川アンジュさんと共に、大きな運命のうねりへと巻き込まれていくことになります。
……ちなみに久しぶりにパッケージを見て衝撃だったのが、
"物語は2018年の近未来"
と書かれていたことです……過ぎ去ってる!
ハードに合ったゲーム内容、何度も挑戦したくなる難しさと面白さ
一言で言ってしまえば「タッチペンを使い患者さんを手術して、命を救う」ゲームです。
これがDSのタッチパネルと非常に合った作りでとても面白いんです……!
例えば、腕の手術だと
患部を消毒(タッチペンで薬を塗布)
↓
患部をメスで切開(タッチペンでなぞります)
↓
処置後、傷口を縫合(タッチペンでジグザグに縫います)
↓
傷口に保護テープを貼る(タッチペンでスライド)
といったように、一連の流れをすべてタッチペンで行うんですね。
これがもうとにかく「手術、してる……!」感がすごいんです。
はじめてプレイした時、すごく緊張したのを覚えています。看護師さんの「よろしくお願いします」という言葉(パートボイスのあるキャラが何名かいます)で始まるのと、初代は特に割とリアル……と言いますか、現実寄りな描かれ方をしているのもあって、「臓器……!」という感覚がすごかったです。この辺りは好みが分かれるような気もしますね。
手術のゲームということもあり、容赦なく出血の描写もあったりします。なので、血の描写や、ざくっと切れたりする音が苦手な方にはおすすめはちょっと難しいです。
ゲームそのものの難易度は高い方だと思います。
何度も何度もゲームオーバーになって、それでも「次こそは!」と何度も何度も挑戦して、クリアできた時の感動はひとしおです。
このゲームにおけるゲームオーバーは、イコール「患者さんを助けることができなかった」ということに繋がる事がほとんどなので、よりクリアできてよかった、助けられてよかった……!という喜びと安堵感が生まれます。
ただ、前述した奇病、ギルスの手術はまさしく闘いというものに相応しく、こちらは気分的には「助けるぞ!」というより「ギルスを倒すぞ!」という気持ちに(あくまで個人的にですが、私は)なっていました。またギルスの手術がどれもこれも難しいんですよね……!
プレイ当時は「あのギルスはとにかく(難しすぎて)許せん!」と思っていました(笑)今でもギルスの名前を覚えてるかな?と何年ぶりかに記憶を呼び起こしてみましたが、一体あやしいのがいましたがなんとか全部覚えていました。よ、よかったー(笑)
話が逸れましたが、アクションゲームとして純粋にとても面白いと私は思います。「もう一回挑戦したらできるかもしれない……!」と思わせるバランスが絶妙でした。
……まあ、中には「これ難しすぎやしませんか……?」という手術もあるにはあるのですが(苦笑)(しかも割とストーリー序盤なので、ここで一度カドケというゲームに打ちのめされた方は多かったのではないかと思います……私も含めて)それも乗り越えられれば「頑張った……!」と思えます。
ただ、ひとつ残念なところは途中でリタイアができないこと、でしょうか。(後に発売されたもうひとつのパッケージ版はできた……のかな? 一応そちらも買ってクリアはしたのですが、随分前に手放してしまったので手元になくて確認ができません、申し訳ないです)
間違えて始めてしまっても途中で抜けられないので、時間が過ぎるのをひたすら待つことになります。ミスの回数が上限を超えるとゲームオーバーにはなるんですけど、うーん、という感じですね。
ストーリーはシンプルながらに面白く、なかなかに熱い展開だったりして私はとても好きです。キャラクターもみんな好きですが、私は特に新垣さんが好きです……!ミスすると「なにやってんだ!」と怒る声も素敵です(*ˊ꒳ˋ* )⋆*(←あやしい発言はお控えください)
おわりに
……というわけで(?)超執刀カドゥケウスの私の感想は以上になります。もう少し語りたいなーとも思うのですが、これ以上はネタバレを含んでしまうので……!
ちなみに、私はこのゲームを当時はまっていたジャンルの個人サイト様のブログで知りました。その方が難しいけど面白い!と話しておられるのを拝見して、やってみようかな、やってみたいな、と思ったのがきっかけです。
稚拙な文章ではありますが、私のこの感想を読んでくださった方に、ほんの少しでも「そんなにおもしろいのか〜」という事が伝わればとても嬉しいです。当時の私に、その方のブログのお話が残ったように。
あと。どうして今このゲームがふと思い浮かんだんだろう、と書き始めてからずっと思っていたのですが。
「謎の奇病」と人類との闘いが、どうかどうか一日でも早くおさまりますように、との無意識からなのか。それとも本当に、たまたまなのか、どうなのか。私にも、ちょっと不思議です。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
***
以下はネタバレありのちょっとしたつぶやきです。
ネタバレはどんな未プレイのゲームでもご遠慮いたします!という方は、このまま戻ってやってくださりませ……!
つぶやき、というか、ちょっとだけ「がんばったんですよー……!」と言わせてください(笑)
手術No20、22、23、25はランクA、それ以外はクリア後の隠し面も含めてランクSとれてますやったー!
と言いますか、ペンプティ関連がほとんどAですね……20と22はミスが原因、23は時間のかかりすぎです。何度やっても23はSが取れませんでした(笑)
25はペンプティではありませんが、スコアこそ9999なのにミス一回でA……ふふふ、くやしいぞ(こわいぞ)
隠し面はステージ1から全力で殺しに来るキリアキに「え……?」(呆然)となった記憶が。まさしく瞬殺されてました。当時Sとれてたみたいですが、今はもうとれる自信がないです(笑)
隠し面といえば、月森先生と「王」のやりとりも熱くて好きでした……!救おうとする側と、死なせようとする側のぶつかり合いですね。
ではでは、今度こそこの感想はおしまいです。ありがとうございます!